アンティークの時計を預かってベルトの製作を依頼されました。
かなり使いこまれたベルトです。
実はこの時計は、アンティークのモノで簡単に時計ベルトを付け替えられないしくみになっています。取り付ける場合は一度縫っていない革を通してから縫込みをしなければなりません。
既成では売られていないので作成させていただきました。
一枚革を切り出して細い穴をあけて一穴づつ針で手縫いしています。この場合、繊細さを出すために革のミシン用の糸を使用しています。
時計ベルトが新しくなることによって、昔の時計が甦るのも本当に嬉しいんですよね。